みやぞんさんもやっていた、セルフ・コンパッションのすごい効果

セルフ・コンパッション(自分への思いやり)

昨日、友人のコーチがハーバードビジネスレビューの記事を紹介してくれました。
「Give Yourself a Break : The Power of self-Compassion セルフ・コンパッションは自分とチームを成長させる」
失敗したときや挫折を感じたときに、自分に対して思いやり、寛容、理解を示す人は、自己を成長させるモチベーションが高く、本当の自分らしさを出せる傾向が強い、という研究結果です。

これを読んで、「固定思考」と「成長思考」の話、さらに、数カ月前に見たお笑い芸人のみやぞんさんの言葉を思い出しました。

固定思考と成長思考

5月に開催されたギャラップ社のストレングス・コーチを集めたイベントで、ポジティブサイコロジーの研究者である松隈信一郎さんから興味深いプレゼンがありました。
まず、人の思考として、固定思考と成長思考という考え方がある。
固定思考の人は、自分の特性や性質、成果を達成するための能力はすでに決まっており、変わらないという信念を持っている。
成長思考の人は、忍耐と努力によって、成果を達成するための能力は伸ばせるという信念を持っている。
成長思考のグループは、数学の成績がより向上した。
ストレングスファインダーを受検したあと、自己理解で終わってしまうと固定思考を強化してしまう恐れがある。
自分の資質をどう活かすかまで考え、実践し、「成長思考」を強めることが重要である。
そういう内容でした。

自分への思いやりが成長思考を強化する

成長思考を持っている人は、数学の成績が向上する、つまり成果をあげることができると言えます。
私のように、「私が数学ができないのは、理系のセンスがないから」と言っていては、何事も成し遂げられない、ということです。
そんな固定思考の人間でも、自分に対して思いやりを持つことで、成長のモチベーションが高まる、というのは非常に面白い。
自分に思いやりを持つ、とは自分に甘いという印象があり、成長を抑制するマイナスのイメージがありましたが、結果は逆だったということです。

みやぞんさんの言葉

以前、サワコの朝に出演していたみやぞんさんの言葉を思い出しました。
失敗したとき、うまく行かない時、自分に「よく頑張っているよ」といって食べたいものを食べる。
自分に優しくすると人にも優しくなれる、だから自分をほめて、優しくしてあげる。
そうすると、「また頑張ろう」という気持ちになる。

そうか、だからみやぞんさんは、いろいろな新しいことに挑戦し、成長しているのだな。
この論文の主旨はそういうことか、と私の頭の中で腹落ちした次第です。

この記事を書いた人

重次泰子

重次泰子

熊本県出身。
慶応義塾大学、経済学部卒業。
銀行で8年勤務し、その後4年ほど2人の子育てに専念。
その後シンクタンクで11年派遣社員(嘱託研究員)、2年間研究員として勤務。
この間、コーチングに出会い、学ぶ中で、「メンバーの幸福度とチームの成果の両方を引き上げる仕組みづくりはないか」という問題意識を持ち、Gallup認定ストレングスコーチ資格を取得。

2018年10月「リソース活用ラボ」開業。
(一財)生涯学習開発財団認定プロフェッショナルコーチ
ギャラップ認定ストレングスコーチ

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