「やってみないとわからない」ととりあえず動く人 「活発性」の資質の人

二言目には「いつ始める?」

いつも動きたくてうずうずしている人がいます。
「活発性」の資質の人です。
せっかちなので、エレベーターに乗るとつい閉まるボタンを押してしまいます。
タクシーに乗ると逆車線だったり、電車に飛び乗ったら逆方向だったりはしょっちゅうですし、アマゾンですぐにポチっと余計なものを買ってしまうことも多いです。
「もうちょっと考えればよかった」と思いますが、本当はあまり気にしていません。
それよりも、急いで行動しないでチャンスを逃すことの方が耐えられないのです。
「活発性」は周りの人を動かす、影響力の資質です。
「いつ始める?」「とりあえずやってみましょう」
この資質の人は、とにかくスピード感をもってよく動くので、周りの人に喝を入れる存在になります。
停滞しているプロジェクトにこの人が入ってくれると、一気に物事が進みます。

周りが振り回されることも

「活発性」の人は、仕事の問い合わせメールのレスポンスが少し遅いと、つい「あの件はどうなりました?」と催促メールを出してしまう傾向があります。
特にそれが上司だと、部下は圧迫感を感じ、ストレスになるかもしれません。
また、リスクをしっかり考えたい「慎重さ」の人にとっては、あまり考えずに走り出す姿は危なっかしくて見ていられない。
とりあえず動き出しては見たものの、沢山の人を巻き込んで右往左往し、周りのメンバーを疲弊させてしまうことも。

あなたが「活発性」が上位なら

「活発性」の資質の人は、混とんとして不確実な時代に、新しい分野を切り開く先駆者となり得る人です。
ただその時、あなたに協力したいと思ってくれる人を少しでも増やすために、少しだけ工夫することも必要です。
周りのレスポンスが遅くてイラっとしたときは、意識して一息入れてみましょう。
このまま突っ走って大丈夫なのか、対応を変えたほうがいいのか、変えるのならどう変えるのか、その間に考えを巡らせてみてください。
周りの人には、自分がまずは動いてみるタイプであることを理解してもらい、問題があったらいつでも指摘してほしいことを伝えておくのも手です。
つい動いてしまうのは止められないもの、それでも周りからの指摘を真摯に受け止めて対応する人なら、信頼は高まります。
可能なら、その時々でいろいろな選択肢が見える「戦略性」の人や、筋道をたてて論理的に考える「分析思考」の人と組めば、行動と思考がかみ合って、より実行力が増すでしょう。

この記事を書いた人

重次泰子

重次泰子

熊本県出身。
慶応義塾大学、経済学部卒業。
銀行で8年勤務し、その後4年ほど2人の子育てに専念。
その後シンクタンクで11年派遣社員(嘱託研究員)、2年間研究員として勤務。
この間、コーチングに出会い、学ぶ中で、「メンバーの幸福度とチームの成果の両方を引き上げる仕組みづくりはないか」という問題意識を持ち、Gallup認定ストレングスコーチ資格を取得。

2018年10月「リソース活用ラボ」開業。
(一財)生涯学習開発財団認定プロフェッショナルコーチ
ギャラップ認定ストレングスコーチ

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