「質問会議」のセッションをやってみました

今アクションラーニングを学んでいます。
質問会議を行いながら、チームと個人に学習、行動、成長を促す手法です。
今回私は質問会議の場づくりをするアクションラーニング・コーチ(ALコーチ)の資格を取るために4カ月のコースを受講中です。
課題として、自分で質問会議を企画し、セッションを行うことが課せられているため、仲間の皆さんに協力を仰ぎ、早速第1回目を開催しました。

メンバー選定と問題設定

会議室の関係で、会議は最少人数の4名となりました。
関心を持ってくれそうな方(企業人2名、経営者2名)にお声を掛け、集まっていただきました。
男女2名ずつで、働く環境が異なるという点では多様性は確保できたと思います。
互いに知っている人、知らない人が混在しています。
提示していただく問題は、事前に投げておき、3人の方から回答を得ました。
その中で当日、一番困っている方の問題を取り上げさせてもらうことにしました。
できるだけ本質を突くような「ばかげた質問」をすること、問題提示者も積極的に質問することを基本ルールに追加し、いよいよ開始です。

戸惑いながらなんとか終了

まず事前に皆さんにお配りしておいた配布資料を、簡単に説明し、アクションラーニングとは、質問会議とはどんなものかを理解してもらいます。
私がALコーチ役となり、会議を始めます。
立場は違うけれど、実は4人の皆さんはコーチでもあります。
したがって、質問も詰問には決してならず、What、Howを聞くオープンクエスチョンが多いのはさすがです。
ただ、思ったよりも時間がかかってしまいました。
質問に答えるだけ、という制約が実は難しく、質問に答える人がそのまま沢山話をしてしまったり、質問していない人が意見を言ってしまうこともありました。
今回、ALコーチ役の私は、型通りにやることが課題だったので、いただいたスクリプト通りに進行しようと思ったのですが、思わず「質問に答えるだけにしてくださいね」と介入しました。

反応は賛否両論

活発な質問が飛び交う白熱した会議で、目標時間を大きくオーバーし90分でようやく終了しました。
終了後の皆さんからの反応は、賛否両論でした。
まずポジティブな意見です。
「質問することに限定しているので、感情を抑制することができた感覚がある」
「支配型のリーダーが一方的に話をすることを防げる効果が高いのでは」
一方戸惑う意見もありました。
「信頼関係ができていないメンバーに、本質を突く質問はしづらい」
「質問に答えるうちに気付きがあり、話しながら思考を深めていきたいのに、質問以外のことを話せないので消化不良」
賛否両論あるなかで皆さんに共通していたのは、1回目なのでまだわからない、何度か繰り返すうちに何かつかめるのかもしれない、という前向きな意見でした。

私自身、まだこの「質問会議」の効果、意味付けが腹落ちできていない、というのが正直なところです。
もっと学べば全体像がクリアになるのか、今回生じた疑問点を次回の講義でぶつけてみたいと思います。

この記事を書いた人

重次泰子

重次泰子

熊本県出身。
慶応義塾大学、経済学部卒業。
銀行で8年勤務し、その後4年ほど2人の子育てに専念。
その後シンクタンクで11年派遣社員(嘱託研究員)、2年間研究員として勤務。
この間、コーチングに出会い、学ぶ中で、「メンバーの幸福度とチームの成果の両方を引き上げる仕組みづくりはないか」という問題意識を持ち、Gallup認定ストレングスコーチ資格を取得。

2018年10月「リソース活用ラボ」開業。
(一財)生涯学習開発財団認定プロフェッショナルコーチ
ギャラップ認定ストレングスコーチ

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