勝手にプロファイリング~ブルゾンちえみさん

「達成欲」と「慎重さ」が共存

有名人のインタビューやドキュメンタリーをみて、私がその方の持っている資質を考えるという、本当に勝手な企画です。
今回は、私の好きな番組「サワコの朝」に出演されていたブルゾンちえみさん。
学ぶことに貪欲で猛烈に努力する一方で、常に「これでいいのかな」と頭の中で葛藤する一面もあり、その迷い加減が私にはとてもかわいらしく、魅力的に映りました。
面白かったのが、イタリアへの一人旅に行く前の計画。
どうすれば一日でできるだけ多く回れるかを考えて、ノートにびっしり回る場所、順番などを書いています。
沢山のことを成し遂げたいという「達成欲」がさく裂している感じです。
面白いのは、その隣に、予備プランも書いていること。
「でも、もし疲れていたら、○○に行くのはやめて、○○しよう。」
常にリスクを洗い出してしっかり準備したい「慎重さ」の資質が垣間見えます。
サワコさんが一言。
「何これ?朝起きて疲れてたら、行くのやーめた、でいいじゃない?なんでわざわざこんなことまで書いておく必要があるの?」
おそらくサワコさんは、臨機応変に物事に対処するのが得意な「適応性」の持ち主と推察します。
「もし疲れていた時に、あらかじめノートにこう書いておけば安心なんです!」
全く理解し合えない2人のやり取りが、たまらなく面白かった。

「慎重さ」と「内省」の組み合わせは、頭の中でぐるぐる葛藤することも

思考のプロセスもとても興味深い。
塾には行かず、自分で勉強するのが好きで、「まず自分で考えさせてください、よーく考えてどうしてもわからなかったら聞きに行きます。」というスタンスだったそう。
自分の頭の中で、一人でじっくり考えたい「内省」の資質が見えます。
面白いのは、それに「慎重さ」が加わって、脳内会議をする様子です。
「男性とお付き合いするときは、どう考えるの?」とサワコさん。
「まず、頭の中で、この人とお付き合いしたらどうなるか、シミュレーションします。」
「そして、そのうち別れるなって思い始める。それで、どうせ別れるなら、(お付き合いしなくて)いいかなって思ってしまうんです。」
常にリスクを考えて、それに対処しておきたい「慎重さ」の資質と、頭の中で「この場合はどうか、あの場合はどうか」と問いを立てながら脳内会議をする「内省」の資質。
この2つの資質は、時として、頭の中でやや悲観的なサイクルを作り出して止まらなくなることがあります。
「慎重さ」と「内省」の資質は、非常に深い思考を生み出せる素晴らしい資質なのですが、自分が苦しくなってしまうのであればもったいない。
好きな運動をしてみる、など、自分独自の抜け出す方法を知っておくこと良いかもしれません。
ブルゾンちえみさんの場合は、ぐるぐるしている自分を、どこか客観的にみて、笑い飛ばしている感じがしました。
それがとても人間らしくて、素敵だなあと思いました。

この記事を書いた人

重次泰子

重次泰子

熊本県出身。
慶応義塾大学、経済学部卒業。
銀行で8年勤務し、その後4年ほど2人の子育てに専念。
その後シンクタンクで11年派遣社員(嘱託研究員)、2年間研究員として勤務。
この間、コーチングに出会い、学ぶ中で、「メンバーの幸福度とチームの成果の両方を引き上げる仕組みづくりはないか」という問題意識を持ち、Gallup認定ストレングスコーチ資格を取得。

2018年10月「リソース活用ラボ」開業。
(一財)生涯学習開発財団認定プロフェッショナルコーチ
ギャラップ認定ストレングスコーチ

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