質問会議のコーチの役割とは
アクションラーニングのコーチ養成講座を受講しました。
今月から月1回、4カ月間かけて学びます。
最後に審査を受けて認定してもらえれば、アクションラーニングコーチ(ALコーチ)になります。
ALコーチは、質問会議のセッションを行う際、会議がきちんと運営されるように気を配り、時には介入して場を整えます。
新しい視点が生まれ、チームが学習し、変容しながら、行動を起こせるよう、サポートするのが役目です。
葛藤の連続の60分
今日は3セッション行い、コーチ役を一回経験しました。
コーチの役割をまず体感するために、まずはスクリプト通りに進行します。
チームの場づくりに集中するために、会議の内容には深入りしないように気を付けます。
でも気になる。
この人はなぜこんな質問をするのだろうか。
ここで私ならこう質問するのに・・・・
この人はあまり質問していない、ていうかこっちの人ばっかり質問している。
問題提示をする人と、他の人の視点がずれたまま進行している。
どうしよう、介入しようか、迷う。
葛藤しながら、進行します。
60分、終わった時にはぐったり疲れていました。
思ってもみない結論が導かれる醍醐味
うまく場が作れれば、質問会議は楽しくて、とても生産的な場所になります。
問題を提示した人が、思ってもみなかった方向に結論が導かれ、新たな気づきを得ることもあります。
誰かの意表を突く質問によって、流れが変わったり、勢いがついたりするときは、なんとも言えないエネルギーが沸き起こるような、あたたかい感覚を覚えました。
人と人がかかわると、こんな面白い化学反応が起きるのか、これを活かさない手はないな、心からそう感じました。