「自我」の資質を活かしている人たち

初めは受け入れにくい「自我」

ストレングスファインダーを初めて受け、自分の上位資質に「自我」があることを発見すると、殆どの方は戸惑った表情をされます。
「注目されたい、承認されたい、自分の存在が重要だと感じて欲しい、なんて、私そんなことないと思うんです。」
「自我」の資質は、34の資質の中で、最も受け入れにくいと言われています。
一方で、押さえつけても勝手に体の中から湧き出てしまうほど、エネルギーの高い資質でもあります。
人が褒められたり、自分の存在が軽く見られたりすると、心がざわついてたまらない、そしてそんな自分が嫌で自己嫌悪に陥る、という負のスパイラルに入ることもしばしばです。

まずは自分のありのままを受け入れよう

「自我」の資質は、うまく使うと、「自分が重要視される」ことをモチベーションにして頑張ることができる、とても素晴らしい強みになります。
尽きることの無い、高レベルのエネルギーが常に供給され、自分を高めてくれるイメージ。
まずは、自分が「自我」を持っていることを受け入れることからスタートしましょう。
周りの人に、「自分は褒められるとすごく乗せられて頑張れるタイプなんです、よろしく!」と協力を求められれば、さらに効果的です。
自分を開示することはとても勇気のいることですが、実際にやってみると、実はそれが周りに少しずつ伝染して、安全な場づくりに大きく貢献できます。

強みとして「自我」を使いこなしている人たち

「自我」を強みとして使いこなしている素敵な方たちが私の周りにも沢山います。
その人特有の強い個性を持ちつつも、人の痛みを感じ取ることができる、とても人間味のある魅力的な方たちばかり。
「ここまで来るまでに、それなりに葛藤はあったのよ!」カラッとおっしゃる方もいました。
私が一つ感じたのは、皆さんが、自分の「自我」を人のために使われていることです。
ある先輩コーチの言葉です。
「自我の人は、初めはMe、Meだけど、うまく使えるようになると、Weにできる」。
「自分」が注目されたいというモチベーションを、「自分のチーム」、「自分の会社」に昇華させていき、広報やPR部門で素晴らしい活躍をされている方もいます。
自分の活躍が、周りの人にも感謝され、それが新たなエネルギーになってまた頑張れる、という好循環になっている印象を受けました。

自分の中に「自我」があり、それを外に出さないように必死になっている方は、是非この愛すべき資質を好きになり、強みとして使いこなしていただきたいと思います。

この記事を書いた人

重次泰子

重次泰子

熊本県出身。
慶応義塾大学、経済学部卒業。
銀行で8年勤務し、その後4年ほど2人の子育てに専念。
その後シンクタンクで11年派遣社員(嘱託研究員)、2年間研究員として勤務。
この間、コーチングに出会い、学ぶ中で、「メンバーの幸福度とチームの成果の両方を引き上げる仕組みづくりはないか」という問題意識を持ち、Gallup認定ストレングスコーチ資格を取得。

2018年10月「リソース活用ラボ」開業。
(一財)生涯学習開発財団認定プロフェッショナルコーチ
ギャラップ認定ストレングスコーチ

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