新しいアイディアを次々に生み出す人、「着想」の資質の人

一見関連の無い点と点を結び付けて新しいものを作り出す人

普段の生活で見たり聞いたりしている事柄を、独特の発想で結び付けて、全く新しいアイディアを生み出す人がいます。
「着想」の資質を上位に持つ人です。
アイディアが湧く瞬間、頭の中で、電球が光り、シナプスが光りながらキラキラと脳内を走り、ワクワクが止まらなくなります。
着想を働かせようと思っているわけではありません。
本を読んだり、家事をしたり、話をしたりという何気ない時に、突然ひらめきの瞬間がやってきます。
「着想」の人の「わかった!」という発想力は、新たな技術、考え方を生み出す大きなエネルギーとなります。

周りに理解してもらえないことも

「着想」の人は、話をしているときに、急に別のアイディアが浮かんで、話が飛ぶことがあります。
「この人は何が言いたいのか、言っていることのつじつまが合わないので話が分からない。」
と言われてしまうこともあります。
また、アイディアは出すのですが、最後まで実行できないことも多く、「計画倒れ」になって、周りに良さを理解してもらえないことも。

あなたが「着想」が上位なら

あなたはワクワクすることが原動力になります。
今あなたが置かれている環境の中で、ワクワクする場所、時間を作ってください。
少し保守的な職場であっても、あなたの「着想」を周りの人のために活用することで、あなたが新しいアイディアを生み出すことへの理解が深まるでしょう。
あなたの発想を活かすために、別の資質の人と組んでも良いでしょう。
「戦略性」の人と組めば、実行するための選択肢が見えやすくなります。
「共感性」や「調和性」など人間関係構築の資質の人と組むと、周りの人からの協力を得やすくなり、実効性が増します。
職場の外で、同じような「着想」を持つ人と、忌憚なくアイディアを爆発させる場所を持つことも良いでしょう。
あなたの「着想」が、次のブレイクスルーを生み出すかもしれません。

この記事を書いた人

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重次泰子

熊本県出身。
慶応義塾大学、経済学部卒業。
銀行で8年勤務し、その後4年ほど2人の子育てに専念。
その後シンクタンクで11年派遣社員(嘱託研究員)、2年間研究員として勤務。
この間、コーチングに出会い、学ぶ中で、「メンバーの幸福度とチームの成果の両方を引き上げる仕組みづくりはないか」という問題意識を持ち、Gallup認定ストレングスコーチ資格を取得。

2018年10月「リソース活用ラボ」開業。
(一財)生涯学習開発財団認定プロフェッショナルコーチ
ギャラップ認定ストレングスコーチ

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