合意を取って前に進める人 「調和性」の資質の人

21世紀型の実行力の資質

職場や家庭で意見の対立がある時、皆の考えを聞いて、意見の一致するところを探りながら、うまくコンセンサスをまとめる人がいます。
「調和性」の資質の人です。
この資質の人は、周りを見ながら行動します。
レストランでオーダーするときは、周りと同じものを頼むことが多く、差し入れのお菓子も、皆が取ってから自分の分をもらいます。
職場でも家族でも、感情的な波風が立たず、穏やかに事が運ぶのが嬉しい。
しかし、単なる平和主義者ではありません。
無駄な対立は非生産的だと考え、前に進めることを重視する、現実主義者です。
人間関係を構築する資質の一つですが、皆の合意を取って前に進むので、確実で後戻りが無く、21世紀型の強力な実行力の資質ともいわれています。
この人がいてくれれば、対立や摩擦があっても、皆が納得する結論を導いてくれるので、安心です。

実は面倒くさがり?

この人が自分の意見にこだわらず、皆に合わせるのは、相手に納得しているからではありません。
実はとても面倒臭がりなのです。
反発されるのは面倒なので、自分の意見はあっても、大抵のことならば多数派に合わせます。
前に進めるためなら我慢するのです。
我慢しても前に進まない場合は、突然態度を変えて、周りを自分に合わせさせて、強引に進める強さも持っています。
調和性の人は、単に優しいわけではないのです。

あなたが調和性の資質が上位なら

あなたは、いたずらに対立を続け、先に進まない人たちのことを、非生産的だと考えます。
そして、なぜこんな非生産的なことを続けるのだろうかと不思議に思うかもしれません。
合意を取ることのできるあなたの才能は、他の人には無いものなのです。
あなたの才能を他の人に理解してもらい、積極的に役割を果たしてください。
対立を収めて皆のストレスを和らげ、しっかりとコンセンサスを取って成果を上げることができるあなたは、無くてはならない存在になるでしょう。

この記事を書いた人

重次泰子

熊本県出身。
慶応義塾大学、経済学部卒業。
銀行で8年勤務し、その後4年ほど2人の子育てに専念。
その後シンクタンクで11年派遣社員(嘱託研究員)、2年間研究員として勤務。
この間、コーチングに出会い、学ぶ中で、「メンバーの幸福度とチームの成果の両方を引き上げる仕組みづくりはないか」という問題意識を持ち、Gallup認定ストレングスコーチ資格を取得。

2018年10月「リソース活用ラボ」開業。
(一財)生涯学習開発財団認定プロフェッショナルコーチ
ギャラップ認定ストレングスコーチ

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