ぶれずに正しい道を貫き人のために動く人 「信念」の資質の人

確固たる価値観、倫理観で行動する人

「人間として正しいこと」をぶれずに貫く人がいます。
「信念」の資質を上位に持つ人です。
日本でこの資質をトップ5に持つ人の割合は上から30番目で、レアな資質と言えます。
どんなにお金を積まれても、正しくなければ動きません。
どんなに苦しい道でも、「正しい」と思う道を進む方が、気持ちが楽なのです。
ガンジーやマザーテレサのように、自分のためというよりは、人のために喜んで動きます。
「子供たちはよい環境で育つべき」と考え、学童保育の会長を引き受けて、広い施設を確保できるよう、自治体や小学校と交渉する。
「地域の人は皆安全で幸せに暮らすべき」と考え、誰も引き受けない自治会の世話役を引き受け、地域の交流が活発になるようなイベントを企画する、など。
価値観と行動が一致しているので、裏表がなく、周りの人から全幅の信頼を集めます。

「こうあるべき」にこだわりすぎて損をすることも

もっとも、「信念」の資質の人は、正しいか正しくないかという風に、きっぱりと白黒をつけてしまう傾向があり、損をすることがあります。
例えば会社の中で、パワハラをしている上司を看過できずに通告し、怒りを買って左遷されてしまったりします。
また、自分が正しいと思うことを頑として主張し続けるので、周りに疎まれて、職場で孤立してしまうこともあります。

自分が「信念」の資質が上位なら

自分にとって絶対に譲れない価値観はどんなことかを考えてみましょう。
そして、周りの人に理解してもらえるように努力しましょう。
その時、「こうあるべきです」と主張を振りかざすのではなく、「私は信念の資質が強いので、こういう価値観が譲れないんですよね」と客観的な視点で伝えると有効です。
「ちょっと頑固だけど、自分のためではなく、周りの皆の利益のために主張する人」だという安心感が広がれば、信頼を得やすくなるはずです。

この記事を書いた人

重次泰子

重次泰子

熊本県出身。
慶応義塾大学、経済学部卒業。
銀行で8年勤務し、その後4年ほど2人の子育てに専念。
その後シンクタンクで11年派遣社員(嘱託研究員)、2年間研究員として勤務。
この間、コーチングに出会い、学ぶ中で、「メンバーの幸福度とチームの成果の両方を引き上げる仕組みづくりはないか」という問題意識を持ち、Gallup認定ストレングスコーチ資格を取得。

2018年10月「リソース活用ラボ」開業。
(一財)生涯学習開発財団認定プロフェッショナルコーチ
ギャラップ認定ストレングスコーチ

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