チームビルディングのファシリテータ養成講座に参加しました

有意義だったチームビルディング

働く人と組織がウィンウィンの関係になるためにはどうしたらいいのか?
その答えを探して、日本チームビルディング協会の、チームビルディングファシリテータ(ブロンズ)養成講座に参加しました。
先日読んで感銘を受けた、「IT現場を強くする究極のチームビルディング」の著者、斎藤秀樹さんが主宰する協会の講座です。
受けてみた感想は一言、「めちゃくちゃ良かった。」
昼休憩を除いてほぼ7時間ぶっ通しの講座は、理論と実践の両方が学べて、私の疑問の答えにつながる大きなヒントをくれました。

存在承認の重要性

チームビルディンの3つの柱は、チーム意識、安全な場、信頼関係です。
これらを実現するために、最も必要なのが、「存在承認」。
スキルがあってもなくても、このチームにいてくれてありがとう、という気持ちを伝えることです。
講師の倉持さんは、繰り返します。

コミュニケーションは100%他者評価なので、何を伝えたか、ではなく、どう使わったかがすべてです。

存在承認は、PCで作業しながらではなく、相手だけのための時間のつもりで、「○○さん、おはよう」を言うところからスタートします。
相手が、「自分を受け入れてもらった」と感じて初めて、成り立っている。
当たり前ですが、意外とできていない現場は多いのではないでしょうか。

意図をもってワークをする

今日は、沢山のアイスブレイクを行いました。
一見ただ楽しいだけのワークですが、実は一つ一つが意図を持って企画されています。
単に場を温めるもの、相手を承認するもの、チームの心がそろわないとできないチャレンジ、など。
ちょっとした体験ですが、心が動く、エネルギーが上がる、相手に対する印象が変わる、などいろいろな学びがありました。

実践して学んだこと

最後は、私たちが一人ずつ、実際にファシリテータ役をやります。
まず1回やってみて、講師の倉持さんや皆さんからフィードバックをもらい、再度チャレンジします。
始めはためらいながらやっていた方も、2度目はフィードバックを反映させて、別人のように堂々とされていました。

私の理想は、組織と個人両方が幸せになるような、「毎日がうまくいく仕組み」を作ること。
今日の講座を受けて、少しの勇気があれば、実現は可能だと確信しました。

この記事を書いた人

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重次泰子

熊本県出身。
慶応義塾大学、経済学部卒業。
銀行で8年勤務し、その後4年ほど2人の子育てに専念。
その後シンクタンクで11年派遣社員(嘱託研究員)、2年間研究員として勤務。
この間、コーチングに出会い、学ぶ中で、「メンバーの幸福度とチームの成果の両方を引き上げる仕組みづくりはないか」という問題意識を持ち、Gallup認定ストレングスコーチ資格を取得。

2018年10月「リソース活用ラボ」開業。
(一財)生涯学習開発財団認定プロフェッショナルコーチ
ギャラップ認定ストレングスコーチ

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