「早く寝られない」という事実の裏側
先日参加したストレングス・ラボでのトレーニングの一コマです。
私が、最近困っていることを話し、残りの2人がそれを聞いて、私の資質の「もったいない使われ方」をフィードバックします。
「昼間のパフォーマンスを上げるために早く寝たいのに、どうしても出来ないんです。」
「どうして遅くなるんですか?」
「お風呂を掃除しないと気持ちが悪くて、最後に入るので。」
「弁当のおかずが足りないと、準備しないといけないので。」
「ブログも3行でいいと言われても、ちゃんと書かないといけないと思ってしまって。」
「責任感」と「信念」が暴走している?
まず指摘されたのが、私が「○○しなければいけない」という言葉を沢山使うこと。
私の話を聞いていた一人が、不思議そうに尋ねてきました。
「お風呂は、入る前に掃除すればいいんじゃないですか?」
「弁当は、冷凍唐揚げを大量にチンすれば、男子は大満足ですけど。」
「ブログは沢山書かなくても、行間を3行くらい開けて書けばいいんじゃないですか?」
もう一人の人が指摘してくれました。
「責任感」と「信念」の「こうしなければ」、「こうあるべき」に縛られているように見えますよ。
人に話すことで気づくこと
このトレーニングでは、私は3分間、否定されることなく、遮られず、思ったことを話し続けました。
途中から、「しなければ、という言葉ばかり使っているな」と薄々感じていました。
そのうえで、フィードバックをもらったので、ストンと腹落ちしたのです。
それにしても、「責任感」と「信念」が上位でない人からすると、私の行動は不思議だったようです。
フィードバックしてくれた方の、不思議そうな顔が忘れられません。
自分では当たり前だと思っていたことが、実は当たり前ではない。
そしてそれがマイナスに作用しているかもしれない。
自分のことはある程度理解していたつもりでしたが、まだまだでした。
目から鱗の体験でした。