日本に合う理想の組織とは?

池上彰さんの番組でフェイスブックの職場を紹介

先日、何気なく見ていた池上彰さんの番組で、働き方改革を特集していました。
米国の先進企業の職場は日本とはこんなにも違う、という例でフェイスブックが紹介されていました。
ある日の午後3時の風景です。
外のテラスやソファなど、皆が思い思いの場所で、お茶を飲んだり食べたりしながら仕事をしています。
「子どもを迎えに帰る人もいます、夜に仕事をしてもよいのです。」と語る広報担当者。
社員食堂では、世界各国の料理をいつでも食べることができます。
社員同士が活発にコミュニケーションをとれるよう、無料です。

フラットな組織

一般的な日本企業は、社長の下に取締役、部長、課長、係長、平社員がいる、階層型組織です。
一方フェイスブックは、CEOとその他のみの2階層しかありません。
自分の席も決まっていません。
誰かがアイディアを出せば、新しいチームができるという具合に、組織は常に流動的です。
その代わり、フェイスブックには、日本にはない役職、コーチがいます。
コーチは、決して指示はせず、メンバーが職場で安心して働けるよう調整したり、相談に乗ったりするのが役目です。

同僚同士で行う人事評価

人事の評価方法も全く異なります。
日本の場合、直属の上司だけが部下を評価します。
フェイスブックの場合、コーチも含め、同僚同士で評価し合います。
したがって、誰かが悪い評価をしても、そのほかの人が良い評価をするかもしれない。
評価基準もシンプルです。
どれだけ良いアイディアを出したか、どれだけ人を巻き込んだか、どれだけ人を助けたか、だけです。

迅速な実行力

フェイスブックはアイディアが実現するまでがスピーディです。
若手でもCEOのザッカーバーグの前でプレゼンをするチャンスがあり、良ければ実現します。
出たアイディアの6割が実行された年もあるとのこと。
チームの新しいアイディアが実現すれば、チーム全体の年収がアップする仕組みです。

既存の日本企業が変わるのは難しい

我が家の高校生2人に聞いてみました。
日本企業と、フェイスブックみたいな企業、どっちで働きたい?
「フェイスブックに決まってるじゃない。」即答でした。
新しい企業であれば、フラットな組織は可能かもしれませんが、既存の日本企業がフラットな組織に変わることは難しい気がします。
生産性が高く、イノベーションも活発に起こせる、日本らしい組織とは、どんな組織だろうかと考えてしまいました。

この記事を書いた人

重次泰子

重次泰子

熊本県出身。
慶応義塾大学、経済学部卒業。
銀行で8年勤務し、その後4年ほど2人の子育てに専念。
その後シンクタンクで11年派遣社員(嘱託研究員)、2年間研究員として勤務。
この間、コーチングに出会い、学ぶ中で、「メンバーの幸福度とチームの成果の両方を引き上げる仕組みづくりはないか」という問題意識を持ち、Gallup認定ストレングスコーチ資格を取得。

2018年10月「リソース活用ラボ」開業。
(一財)生涯学習開発財団認定プロフェッショナルコーチ
ギャラップ認定ストレングスコーチ

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