引っ込み思案に見えるけれど、実はリスク管理の達人、「慎重さ」の資質の人

自分の話はせず、様子を見る人

会議や飲み会で、自分から話をせず、静かに様子を見ている人がいます。
「慎重さ」の資質が上位の人です。
会議では初めに意見を求められると困ってしまいます。
できればみんなの意見を聞いて、最後に言わせて欲しいのです。
飲み会でも、知らない人に自分の話をすることはありません。
ラインやSNSも苦手です。
自分の話をするのは、信頼できる一部の人だけに限ります。
決断するにも時間がかかります。
急いで動け、急に答えろ、なんてできません。
ホームの端も歩きません。
遅刻しないように、集合時間よりもずっと早く着くように動きます。
人生は地雷原を歩くようなもの。
リスクはできるだけ回避したい。
でも、そんなに用心しなくてもいいじゃない。もっとおおらかに行こうよ。
周りの人からはそんな声が聞こえてきます。

成果を出すために、しっかり準備をする人

「慎重さ」の資質の人は、ただ引っ込み思案で行動が遅いのではありません。
実行するまえに、起こりうる問題やリスクを洗い出しているのです。
もし○○だったらどうする?と常に考えます。
「リスク管理の達人」なのです。
発生し得る事態に備えて対処した後は、驚くほどの速さで実行します。
「慎重さ」の資質は、大切なことを実行するために、準備する資質。
チームや家族など、身近にいてくれると、とても安心です。

自分が「慎重さ」の資質が上位なら

自分が、起こり得るリスクを洗い出すことができる才能を持っていること、そのためには少し時間が必要であることを、周りの人にわかってもらいましょう。
そして、自分の資質に自信を持ち、ぶれずに堂々と、自分のスタイルを貫きましょう。
そうすれば、会議で黙っていたり、積極的に意見を言ったりしなくても、急かされたりすることが無くなります。
ただ、あまり時間をかけすぎると、チャンスを逃してしまうことがあるので注意です。
「そろそろ切り上げようぜ」というセルフトークを使い、時間を区切るのが有効です。

この記事を書いた人

重次泰子

重次泰子

熊本県出身。
慶応義塾大学、経済学部卒業。
銀行で8年勤務し、その後4年ほど2人の子育てに専念。
その後シンクタンクで11年派遣社員(嘱託研究員)、2年間研究員として勤務。
この間、コーチングに出会い、学ぶ中で、「メンバーの幸福度とチームの成果の両方を引き上げる仕組みづくりはないか」という問題意識を持ち、Gallup認定ストレングスコーチ資格を取得。

2018年10月「リソース活用ラボ」開業。
(一財)生涯学習開発財団認定プロフェッショナルコーチ
ギャラップ認定ストレングスコーチ

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