90歳の自分を想像してみる

スポーツクラブで会った素敵な女性

30分の女性のみのサーキット型スポーツクラブに通っています。
年齢層は40代から70歳くらいが多い感じです。
今日、きれいにお化粧をして、スポーツウェアも素敵な白髪の高齢女性が来ました。
「来るだけで疲れちゃったから、少し休んでからやるわね。」
入り口のベンチに座り、来る人にニコニコしながら声をかけています。
普通は1周8種類の器具を3周するのですが、その女性は1周だけで終わりです。
更衣室で着替えている私に、「今日はもう終わりにするわ」と話しかけてきました。
30分かけて歩いてくるというその女性と、しばらくお話をしました。
「週に2回、頑張って歩いて来るのよ。若い人と話ができるのが楽しみなの。」
年齢を聞いてびっくり、90歳とのこと。
私と同じ、社交性の資質が高い方だなと感じました。
「家にいて、息子たちとばっかり話してもつまらないわ。新しい人に会わないと。」
「今日はあなたと沢山お話ができて楽しかったわ、来てよかった。」
私を喜ばせてくれました。

90歳のなりたい姿を考える

素敵な女性に会えたので、90歳のなりたい自分をもう一度考えてみました。
こういうビジョン・メイキングは、定期的にやった方が効果があるそうなので。
まず、今ほどではなくても、そこそこ速く歩いていたい。
同じ年の友人の他に、若い友達と何か楽しいことをやっていたい。
頭がまだはっきりしていて、ワクワクするようなワークショップを企画できればなお嬉しい。

そういえば、楠木新さんの「定年後」という本に、面白いことが書いてありました。

定年退職後に、何か始める人は、子どもの頃に好きだったことに回帰する。

私の場合、好きだったことは、やはり「おしゃべり」でした。
ちなみに夫にも聞いてみました。
「泊まる所を決めないで旅行していたい。」
ちなみに子供のころに好きだったのは?
「アルセーヌ・ルパン」
なるほど。

この記事を書いた人

重次泰子

熊本県出身。
慶応義塾大学、経済学部卒業。
銀行で8年勤務し、その後4年ほど2人の子育てに専念。
その後シンクタンクで11年派遣社員(嘱託研究員)、2年間研究員として勤務。
この間、コーチングに出会い、学ぶ中で、「メンバーの幸福度とチームの成果の両方を引き上げる仕組みづくりはないか」という問題意識を持ち、Gallup認定ストレングスコーチ資格を取得。

2018年10月「リソース活用ラボ」開業。
(一財)生涯学習開発財団認定プロフェッショナルコーチ
ギャラップ認定ストレングスコーチ

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