行動経済学にはまっています
このところ、行動経済学の本を続けて読んでいます。
もともと経済を専攻し、仕事をしてきました。
経済の面白いところは、生き物のように日々変化すること。
そこに、人間、それも不完全極まりない人間という要素が入ってくる行動経済学。
面白くてたまりません。
人は、不合理な選択をする
ダン・アリエリー先生は、述べています。
目標と行動はかけ離れている。
これはあるある。
健康で、スタイルのよい、カッコいい人間でありたい。
でも、計画していたほどスポーツクラブに行けていない。
煙草をやめられない、お酒を飲みすぎてしまう(これは夫の場合)。
私はコーチングを受けて、重要だけれど手を付けていないこと、を棚卸しました。
モチベーションを高めてもできないことは、苦労して習慣化しました。
そこまでやらないと、目標と日々の生活は一致しない。
人間は不完全で面白い生き物です。
私たちは流される
これもあるある。
人がたくさん並んでいるラーメン屋や餃子屋に並んでみたが、全くおいしくなかった。
トイレで行列ができていて自分も並んだが、実は空いているトイレが沢山あった。
イベント終了後に人が殺到している出口に行ったが、実は他にガラガラな出口があった。
など。
他の人が正しい選択をしているとは限らない。
自分の直感も正しいとは限らない。
少しの謙虚さと、試してみる勇気、それが大切だ。
他にも、不合理な行動で思いつくことがありました。
使っていないアプリやサービスをそのままにしている。
返品可能な洋服の通販サイトで購入した服、品質が気に入らなかったが返品していない。
これからは、何か決めるとき、少しの勇気をもって、別の選択肢を考えてみようと思います。