背中を押してくれる本
立花B塾第2講の課題図書です。
すでに「好きなこと」を始めたのに、ためらっている私の背中を押してくれる本でした。
字面だけ見ると、やや極論のような印象を受けますが、読んでいるうちに、読者のマインドセットを変えようとしているのだなと感じました。
「好きじゃない」ことを「頑張る人」には被害者意識があり、負のオーラがある。
好きなことをやっている人は、主体的で、良いオーラが出るので、報われる。
私はそう理解しました。
確かに、好きなことを楽しそうにやっていて、自信を持っている人のそばには、人が集まってきます。
不思議ですが、そういう人には、プラスの気のようなものが感じられます。
そういう人間になろうよ、とこの本は言っているのだと思いました。
自分の価値を認めること
あなたがあなたの価値を認めていないのに、人があなたの価値を認めるわけがないのです。
これはとても響きました。
自分の価値を高くして売り込むことに、まだためらっている自分がいます。
でも自分の提供するものの価格を安くするということは、自分のサービスを自ら低く評価しているということ。
そういう人のところに、人はサービスを求めに来ないということです。
価格を設定するときに、謙虚さは美徳でないことを、改めて考えさせてくれました。
好きなことをするには嫌われる覚悟が必要
これは私に言っているのだ、と思ってしまいました。
私は「社交性」の資質が1位です。
人を喜ばせることが好き、嫌われるのが嫌いな資質。
ブログやSNSに抵抗があったのも、そのせいかもしれません。
マイナスのコメントをされたらどうしよう。
厳しい批判をされたらどうしよう。
みんな「好きなことをして生きたい」と思うのに、それができないのは、目の前の「嫌われる」という一番大きな問題が乗り越えられないからです。
さわやかな風に当たるためには、窓を開けて、虫が入ってくるのも覚悟しないといけないのです。
これについては、もう2か月、時間をかけて迷ってきました。
そろそろ踏ん切りをつける頃かも知れません。
好きなことを見つけ、思い切って踏み出したものの、この点で引っかかってもぞもぞしている自分。
覚悟を決めなさい、と言われている気がしました。
それにしても立花さん、第2講の課題図書にこの本を持ってくるとは、脱帽です。