『「好きなこと」だけしていきていく。』を読んで考えたこと

背中を押してくれる本

立花B塾第2講の課題図書です。
すでに「好きなこと」を始めたのに、ためらっている私の背中を押してくれる本でした。
字面だけ見ると、やや極論のような印象を受けますが、読んでいるうちに、読者のマインドセットを変えようとしているのだなと感じました。
「好きじゃない」ことを「頑張る人」には被害者意識があり、負のオーラがある。
好きなことをやっている人は、主体的で、良いオーラが出るので、報われる。
私はそう理解しました。
確かに、好きなことを楽しそうにやっていて、自信を持っている人のそばには、人が集まってきます。
不思議ですが、そういう人には、プラスの気のようなものが感じられます。
そういう人間になろうよ、とこの本は言っているのだと思いました。

自分の価値を認めること

あなたがあなたの価値を認めていないのに、人があなたの価値を認めるわけがないのです。

これはとても響きました。
自分の価値を高くして売り込むことに、まだためらっている自分がいます。
でも自分の提供するものの価格を安くするということは、自分のサービスを自ら低く評価しているということ。
そういう人のところに、人はサービスを求めに来ないということです。
価格を設定するときに、謙虚さは美徳でないことを、改めて考えさせてくれました。

好きなことをするには嫌われる覚悟が必要

これは私に言っているのだ、と思ってしまいました。
私は「社交性」の資質が1位です。
人を喜ばせることが好き、嫌われるのが嫌いな資質。
ブログやSNSに抵抗があったのも、そのせいかもしれません。
マイナスのコメントをされたらどうしよう。
厳しい批判をされたらどうしよう。

みんな「好きなことをして生きたい」と思うのに、それができないのは、目の前の「嫌われる」という一番大きな問題が乗り越えられないからです。

さわやかな風に当たるためには、窓を開けて、虫が入ってくるのも覚悟しないといけないのです。

これについては、もう2か月、時間をかけて迷ってきました。
そろそろ踏ん切りをつける頃かも知れません。
好きなことを見つけ、思い切って踏み出したものの、この点で引っかかってもぞもぞしている自分。
覚悟を決めなさい、と言われている気がしました。

それにしても立花さん、第2講の課題図書にこの本を持ってくるとは、脱帽です。

この記事を書いた人

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重次泰子

熊本県出身。
慶応義塾大学、経済学部卒業。
銀行で8年勤務し、その後4年ほど2人の子育てに専念。
その後シンクタンクで11年派遣社員(嘱託研究員)、2年間研究員として勤務。
この間、コーチングに出会い、学ぶ中で、「メンバーの幸福度とチームの成果の両方を引き上げる仕組みづくりはないか」という問題意識を持ち、Gallup認定ストレングスコーチ資格を取得。

2018年10月「リソース活用ラボ」開業。
(一財)生涯学習開発財団認定プロフェッショナルコーチ
ギャラップ認定ストレングスコーチ

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