二刀流で夢を実現
嬉しいニュースが飛び込んできました。
大谷選手、MLB新人王獲得おめでとうございます。
野茂英雄さん、佐々木主浩さん、イチローさんに続く4人目の快挙、素晴らしいの一言です!!
大谷選手については、このブログでも「困難を分割するという発想」で書かせていただきました。
MLBでも二刀流を貫けるほどの技術の高さはもちろん、人懐っこくて謙虚、人間的魅力にも溢れています。
これだけの快挙を成し遂げた要因は何だったのでしょうか。
報道から見えてくる、大谷選手の資質を、勝手に想像させてもらいました。
未来志向と目標志向
高校時代に書いたマンダラートには、真ん中に「8球団1位指名」とあります。
明るい未来を心に描くことでモチベーションを上げる「未来志向」の資質ですが、実行力が伴わなければ単なる夢想家です。
大谷選手の場合は、「目標志向」という実行力も併せ持っていると想像します。
洋服などには全く興味がなく、他のことにお金を使うことがあまりないと聞きます。
「目標志向」は、目標を決めたら、他のことを切り捨てて突き進める才能。
「プロ野球」「大リーグ挑戦」に向かって、一心に努力されたのだと思います。
適応性とポジティブ
渡米した当初、オープン戦での評判はあまりよくありませんでした。
防御率27、打率1割2分5厘。
ボールも環境もすべてが違うほか、周りからのプレッシャーもあります。
「大谷は本塁打5本程度だろう」「オオタニは高校生レベル」など、ネガティブな記事もありました。
そんな中、開幕直前に打撃フォームをすり足打法に変更し、見事に開幕初打席初安打を打ちます。
オープン戦での失敗や、うまくいかないことを、改善への材料としてプラスに考え、くよくよしない「ポジティブ」な資質が見えてきます。
短期間で、全く異なる環境に順応し、打撃フォームを変えるなど、臨機応変に対応できるしなやかさからは、「適応性」の資質も感じます。
信念と最上志向
MLBの労使交渉を受けた25歳ルールにより、大谷選手の年俸は低く抑えられています。
あと2年待てば数十億円も夢ではないのに、揺らぐことなく決断します。
成功は、お金や地位ではないもの、という「信念」を持っているかも知れません。
ほかにも、打席に立つときやマウンドを降りるときに、必ず審判に挨拶する謙虚な態度。
自分の中に、核となるしっかりとした価値を持っていることがうかがわれます。
また、受賞のインタビューで、「もっと良い成績が残せる」と述べています。
ベーブルース以来の二刀流ともてはやされながらも、「自分はまだ上を目指せる」と考えて努力できる、「最上志向」もありそうです。
以上勝手に想像してあれこれと書かせていただきました。
こうやっていろいろ予想しても、意外と外れます。
ここに挙げた資質は、実は下の方で、他の資質で補完している場合も多いのです。
とにかく大谷選手、これからも頑張ってください、応援しています!!