サポート・コーチデビューです
昨日と今日、ストレングス・ラボの基礎コースに、初めてサポートコーチとして参加しました。
この講座は、ストレングス・ファインダーの34の資質を理解することを目的としています。
遠方から泊りがけで来られた方もいました。
皆さん、目的はそれぞれです。
自分を理解し、自分の資質を活かす方法を知りたい。
職場のコミュニケーションをよくするためにストレングス・ファインダーを使いたい、など。
自分の意志で、学びに来る方たちのエネルギーは高い!
一方、ストレングス・ラボを主宰する森川さんの熱量も、いつもどおり、すさまじい!
皆さんの期待に応えるべく、私も久々に全身を「耳」にして集中しました。
無意識の成功体験を意識する
自分の上位資質トップ5は、自分にとってはあまりに「当たり前」で意識しないものです。
そこをしっかり強みとして意識することからスタートします。
皆さん、資質の解説を聞き、「そういえば自分もこんなことがいとも簡単にできた。」
「みんなができると思っていたけど、そうじゃないんですか?」
皆さんが、自分の資質について証言すると、あちこちから、「えー?そうなの?すごい!」の声が上がります。
自分の「天才性」を意識する瞬間です。
資質を理解すると、人にやさしくなる
自分にあまりない資質を深く理解すると、周りにやさしくなります。
例えば「活発性」の資質を持つ人は、メールしたら、とにかく早くレスポンスが欲しい。
メールをもらった「共感性」の人は、相手の要望に応えるために、しっかりした内容の返事をしなければと考えます。
メールも長文になり、それでも内容がこれでよいか不安なので、レスポンスが遅くなります。
イライラする「活発性」、
なかなか返事が出せない「共感性」、
職場でのストレスが高まります。
互いの資質を理解すると、それが軽減されます。
「共感性」の人は、「活発性」の人に、「受け取りました、検討して改めて返信します」と返します。
「活発性」の人は、「共感性」の人がじっくり考えたいのだな、と理解するので、落ち着いて返事を待ちます。
「○○さんはレスポンスが遅い!」ではなく、「○○さんの共感性が働いているな」。
「○○さんはすぐイラつく」のではなく、「○○さんの活発性がせっつくのだな」。
お互いを非難するのではなく、資質が働くからだ、と考えることができ、優しくなれるのです。
「自分を活かす」は「人を活かす」
一つ大きな発見がありました。
皆さん始めは「自分が成功するために、上位の資質をどう活かせるか?」とおっしゃいます。
しかし、その背景をよく聞いてみると、本当は後輩のため、家族のため、仲間のため、ということが多いのです。
みんなが自分の強みを人のために使う。
周りを優しくする、とても素敵なことだと思いました。
写真は、イラストレーターの川添むつみさんが描かれた、資質説明の一部です。