成功体験を「棚卸し」する
ストレングスコーチングでは、「自分を理解する」ことに時間をかけます。
過去の様々な局面で、自分は上位資質によって、どんなことがうまくやれたのか、成功体験を思い出してもらいます。
「自分の天才性」、つまり意識せずに簡単にできたことを探るプロセスです。
情報を集めてストックし、人の役に立つのが嬉しい資質は?
「収集心」の資質です。
この資質は対象がモノの場合、情報の場合など様々ですが、いわゆる「知りたがり屋」です。
新聞や、テレビで見たもの、聞いたことを頭の中や、PCなどにストックします。
意識して集めるのではなく、知りたいので自然と集まるのです。
そして、自分の収集した情報が人の役に立つことが、嬉しい。
例えば私の場合、各都道府県別の、有名な食べ物、名所、県人気質、消費額の多いもの、などの情報が好きで、自然とインプットされています。
ある時、いろいろな出身の方たちをお招きする機会がありました。
初めて会う方同士で緊張した雰囲気でしたが、
「○○県といえば、○○がおいしいですよね」とか
「○○県は、移住人気ランキングが常にトップ3に入っていますよね」
など、その県の話をすると、皆さんぱっと顔が明るくなりました。
自分の集めた情報で、喜んでもらえたので、私もとてもうれしかった体験でした。
「収集心」の人の勝ちパターンは?
例えば、「自分の中にストックした情報を人に提供し、喜んでもらう」ことです。
「情報を持っている人」、「持っているものを喜んで提供してくれる人」
と思われることで、情報のハブになりうる。
自分も嬉しい、人も喜ぶ、ウィンウィンの関係になります。
自分の「勝ちパターン」を知ることで、自分の才能がさらに磨かれ、「強み」になる。
人のために使うことで、周囲に波及し、何倍にもなってまた返ってきます。