自分のモチベーターは何か

自分のモチベーションがわかるツールAttunedを受検

先日、あるご縁で紹介していただき、attuned という自分のモチベーターが分かる診断ツールを受検しました。
11あるモチベーターのうち、自分はどれによって動機づけされるのかが分かる仕組みです。
利他性、自立性、競争性、金銭面、創造性、成長、安全性、社交性、地位、合理性、フィードバック で11。
私は、フィードバック、創造性、成長、安全性が他の人との比較でみて非常に高いという結果でした。
非常に高いというのは、仕事をする上で必須であることを示します。
はじめはぴんと来なかったのですが、最近体験したことを振り返ってみて、この結果が腑に落ちました。

自分の未熟さに打ちのめされたのに、ワクワクする感覚

現在私は、国際コーチ連盟(ICF)の資格を取得するために、高いコーチ資格(マスターコーチMCC)を持つコーチの方から、2か月に一度指導を受ける、「ICFの旅」という講座を受講しています。
先日2回目を受講しました。
今回の講師はMCCの寺田コーチでした。
受講者は5名です。
事前に提出した、クライアントさんとの10分間のセッションの録音を、皆で聞いて、受講者、講師からフィードバック(講評)をもらいます。
自分で聞きながら、すでに「ここがまずい、あそこもまずい。」と気が付き、冷や汗が出ます。
案の定、皆さんからは、至極当然の手厳しいフィードバックが・・・・
寺田コーチからも、「ぐうの音も出ないほど」できていないところを指摘していただきました。
できていなければいけないことが、全然できていない。
上達するどころか、以前できていたこともできていない。
それよりも、自分ができていないということも認識できていなかった。
試験はもうすぐなのに、この状況は客観的にみて、かなりまずいなと感じました。
自己嫌悪で落ち込んでもおかしくないのですが、不思議と「すがすがしく」、なぜか妙にワクワクしている自分がいました。
何でだろう、かなり変じゃない?

自分のモチベーターを感覚で理解する

自分が感じた変な感覚は何だろうか、とランニングしながらぼーっと考えていたとき、モチベーターの結果を思い出し、「そうか!」と得心しました。

自分は自分が取り組んでいる分野で成長したい(成長)
そのための建設的なフィードバックは、手厳しくても素直に受け入れる(フィードバック)
ただし、それは安全性が確保された相手(環境)である必要。
もう一つのモチベーター、創造性は、自分が取り組んでいることが、価値のある事だと考えているのだと理解しました。

過去を振り返って、ストレスが高く、やる気が下がっていた時のことを思い出しました。

毎日同じような仕事を繰り返していた時(成長できているか不安)
この仕事は何の意味があるのか疑問に思っていた時(創造性が制限されている)
上司との関係性があまり良くなく、たまにもらうフィードバックがネガティブなものだった時(安全性がない中でのフィードバック)

そう考えると、先日の講座は、私のモチベーションを高めるには、最高の環境だったことが分かります。
打ちのめされたのに、ワクワクした理由が分かりました。

モチベーターは人それぞれ

自分のやる気を上げるためには、信頼できる人に、沢山フィードバックをもらえる環境を整えればよいことが分かりました。

という話をしたら、夫が一言
「それって、フィードバックを欲しくない人にいくらやっても、逆効果っていうことだよね。」
「すごく手厳しいフィードバックしてない?自分の娘に」

ぐうの音も出ない・・・・。

この記事を書いた人

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重次泰子

熊本県出身。
慶応義塾大学、経済学部卒業。
銀行で8年勤務し、その後4年ほど2人の子育てに専念。
その後シンクタンクで11年派遣社員(嘱託研究員)、2年間研究員として勤務。
この間、コーチングに出会い、学ぶ中で、「メンバーの幸福度とチームの成果の両方を引き上げる仕組みづくりはないか」という問題意識を持ち、Gallup認定ストレングスコーチ資格を取得。

2018年10月「リソース活用ラボ」開業。
(一財)生涯学習開発財団認定プロフェッショナルコーチ
ギャラップ認定ストレングスコーチ

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