初めてのハーフマラソン体験記1(大会まで)

51歳になったばかりの7月16日、長野県小布施町の小布施見にマラソンに出場しました。
起業と同時に、健康のためにサーキット型のスポーツクラブに入ったのが昨年10月。
面白味を感じず、退会して毎日違うエクササイズを始めたのが今年1月。
コーチ仲間のKさんとNさんに勧められてスロージョギングを始めたのが3月。
絶対にレースに出たほうが楽しいからとの2人の勧めでエントリーし、今回とうとう出場に至りました。
走ってみて、まず参加者の年齢層の広さに驚きました。
私くらいの年齢はちょうど真ん中くらいで、腰の曲がった70代~80代の方が余裕で完走していたのは衝撃でした。
また、走ることは苦しいことではない、と初めて思いました。
しんどいし、足も痛いのですが、周りを見ると皆似たような状況で、沿道で応援してくれる方も沢山いるので、苦しさより喜びの方が大きかった。
大会前日の金哲彦さんのワークショップでペアになった女性が、「大会は、練習してきた自分へのご褒美よ」と言われたことはこの事かと思いました。
誰と競争するのでもなく、前回の自分より少しでも前進していることを喜び、互いに祝福する。
マラソンは、いくつになっても達成感や自己肯定感、幸福感を味わえる、究極の「娯楽」かもしれないなと思いました。

どうして皆マラソンを走るのか、知りたかった

起業してすぐ、自分の周りにいる魅力的な人たちの中で、ランニングを習慣にしている人が多いことに気付きました。
みなさんとても前向きで、走ることに多くの意味を見出していました。

仕事のことで頭がいっぱいになったとき、走るとすっきりする。
初めは長い距離を走れなかったのに、だんだん走れるようになると、嬉しい。
健康診断の数値が劇的に改善した。
ビールやご飯を我慢しなくて良くなった。
体力がついて、新しいことに挑戦する気力が湧いてきた。
など。
いいなあ、カッコいいな。
自分もランニングをする側の人間になりたい、とあこがれを抱くと同時に、本当にそんなにいいことが起きるのか、体験したくなりました。

習慣化できない私はどうすれば練習を続けられるか?

問題は練習を習慣化することでした。
こういうものは、自分の強みを活かしてやった方が良いのですが、ストレングスファインダーでみた私の強みは、社交性、着想、コミュニケーション、収集心、個別化、学習欲、ポジティブ、責任感、信念。
1人で走るのは、人と話すのが好きな私には最も面白くない。
仕方がないので、収集心と学習欲にお出まし願うことにしました。
グッズを購入し、スマホに連動した筋肉量計(体重計)、活動量計を購入し、データを測る。
データをストックするのが好きな収集心をくすぐります。
マラソンの書籍も購入してノウハウも勉強しました。
しかし正直なところ、やっぱりあまり面白くなかった。
そんな時、ウルトラマラソンやトライアスロンにも出場する、コーチ仲間のKさんが言いました。
「レースにエントリーするんですよ、泰子さん、それが一番」。
その時、両手を挙げてゴールする自分がちらりと浮かび、思わずワクワクしてしまいました。
11番目の資質、明るい未来を描く「未来志向」も出てきました。
不安はありましたが、4カ月あれば、何とかなるだろうと思い、ハーフマラソンの中から、制限時間が一番長い小布施見にマラソンを選んでエントリーしたのです。
そして、金哲彦さんの「50代からのフルマラソン」を購入し、巻末にある、「ハーフマラソンまでの準備カレンダー」を目安にトレーニングを始めました。

怪我を防ぐには、正しい靴と筋トレが大事

2ヶ月ほどたった頃、問題が起きました。
やっと6キロほど走れるようになったのですが、次第に膝の外側が痛み出しました。
調べたところ、腸脛靭帯炎、つまりランナー膝と言われるものだと知りました。
このまま放置すると、痛みが消えなくなるとのこと。
ストレッチ不足、筋肉不足が原因のようです。
着地するとき、膝が内側に入る癖があるのではないか、という予感もありました。

そんな時、Kさんが立ち上げた、「人生に自信と勇気を手に入れるフルマラソン完走プロジェクト」にお誘いいただきました。
Kさんのもとに集まった、4人の素敵な仲間に出会うことができました。
新しい人に会うのが好き(社交性)、チャレンジしたことを話すのが好き(コミュニケーション)という私の資質が大いに喜びました。
プロジェクトでは、Kさんからトレーニングやストレッチの方法や、靴選びも教えていただきました。
一緒に行った専門店で足を計測してもらったところ、やはり、脚が内側に入りやすいことが判明、靴の内側を強化した靴とインソールを選んでもらいました。
靴を購入したのはハーフマラソンの1週間前、慣らす時間は余りありませんでした。
が、靴を変えたのは結果として大正解、21キロ走った(時々歩いた・・・)後も、膝の痛みは全く出ませんでした。

前日のワークショップで、参加者の年齢層の広さに驚き

小布施見にマラソンは、前日から楽しいイベントが用意されていました。
特にランニングコーチの金哲彦さんのワークショップは、非常に役に立ちました。
毎年開かれているのでしょう、参加者は皆さんランニングウェアを着て、やる気満々。
「もう走るの?」と思いましたが、実際には、1時間あまり、入念なストレッチを指導してくださいました。
特に股関節と膝、肩甲骨のストレッチはよかった。
このおかげで怪我もなく、ランニング後の回復がとても速かったと思います。
それにしてもこの時から気が付いていました。
参加者の年齢層の幅が広いことに。
70代、もしかして80代?のシニア層もたくさん。
まさかこの人たち、明日走るの?
そして翌日、判明しました。
背中のゼッケン(余白があり自由にメッセージが書ける)に「孫が2人」とか、「還暦祈念」、「おばあちゃんです、お先にどうぞ」と書いてあるけれど、私よりはるかに速い女性ランナーたちが沢山いることが。

この記事を書いた人

重次泰子

重次泰子

熊本県出身。
慶応義塾大学、経済学部卒業。
銀行で8年勤務し、その後4年ほど2人の子育てに専念。
その後シンクタンクで11年派遣社員(嘱託研究員)、2年間研究員として勤務。
この間、コーチングに出会い、学ぶ中で、「メンバーの幸福度とチームの成果の両方を引き上げる仕組みづくりはないか」という問題意識を持ち、Gallup認定ストレングスコーチ資格を取得。

2018年10月「リソース活用ラボ」開業。
(一財)生涯学習開発財団認定プロフェッショナルコーチ
ギャラップ認定ストレングスコーチ

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